
製紙工場の白水タンクで、ある特殊なやり方で曝気をおこないますと、次のような広範囲なメリットが得られることが
わかってきました。すでに6工場で実績あります。
メリット1:ORP値 (酸化還元電位値) が顕著に上昇し、硫化水素は発生しなくなる。
メリット2:スライムコントロール剤(微生物殺菌剤)の使用量が、3割とか、5割とか、削減できる。
メリット3:全有機酸の生成量が激減し、有機酸に起因するピッチトラブルなど、抄紙工程での欠点が減少する。
メリット4:紙力剤の使用量が削減できる。 排水処理の負荷が軽減される。
白水が嫌気化すると、でん粉の分解が進み、紙中でん粉量が減った結果、破裂強度が大幅に低下してしまう。
しかし、特殊曝気によって白水を好気環境にキープすれば、以下の2つの効果が得られる。
①添加した紙力剤のほとんどが、分解されずに紙に残る。紙力剤が有効に使われてロスが減るから、紙力剤添加量を減らせる。
②紙力剤の添加量が減らせる分、排水中に流出する紙力剤成分が減るので、排水処理の負荷が軽減される。
③分解されるでん粉量が減って、排水中のBOD負荷量が低下するため、排水処理の負荷が軽減される。
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